花の店百花園

 6月のイメージは梅雨と紫陽花でしょうか。

東京の街の雨にけぶる中の紫陽花の美しさ。
函館は美しい紫陽花を見るのは、7月ですね。
「降る音や　耳も酸（す）うなる　梅の雨」芭蕉句
梅雨（ばいう）は中国から伝わった言葉です。 もともとは雨が多く黴（かび）が生えやすい時期であることから、
黴雨（ばいう）と呼ばれていたそうですが、黴の雨では、漢字を見ただけでジメジメどんよりしてしまいますよね。
そこで、同音であり、この時期に旬を迎える梅の字を黴に代えて梅雨となり、伝えられたという説があります。
また、梅の花の見頃は2月～3月上旬くらいですが、梅の実が熟すのは初夏にあたる5～6月頃です。中国の長江下流域では、
梅の実が熟す頃に降る雨であることから、「梅」の「雨」と書いて「梅雨（ばいう）」と呼んだという説もあります。
ひとつの言葉にも長い歴史があるんですね。

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花の店 百花園
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